[Google Apps Script] 配列をデータソースとして Chart オブジェクトを作る

作成日: 2019年09月30日

DataTable オブジェクトを使うことで、配列をデータソースとして Chart オブジェクトを作成することができます。下記の例では、日付とあるスコアのラインチャートを作成しています。

  var rows = [
    ['2019-01-01', 100],
    ['2019-01-02', 90],
    ['2019-01-03', 110],
  ];

  var dataTable = Charts.newDataTable()
    .addColumn(Charts.ColumnType.STRING, 'Date')
    .addColumn(Charts.ColumnType.NUMBER, 'Score');

  for(var index = 0; index < rows.length; index++){
    dataTable.addRow(rows[index]);
  }

  var chartBuilder = Charts.newLineChart();

  chartBuilder.setDataTable(dataTable)
    .setOption('title', 'Something Score')
    .setOption('width', 2000)
    .setOption('height', 1000);

  var chart = chartBuilder.build();

説明

  • チャートの表示するデータを変数 rows にセットしています。
  • Charts.newDataTable メソッドを使って DataTable オブジェクトを生成します。 addColumn メソッドを使って Date という軸と Score という軸を追加しています。
  • addRow メソッドを使って DataTable オブジェクトにデータを追加しています。
  • Charts.newLineChart メソッドを使って LineChartBuilder オブジェクトを生成して、変数 chartBuilder にセットしています。
  • setDatable メソッドを使って、DataTable オブジェクトをチャートで表示するデータとしてセットしています。
  • setOption メソッドを使って、チャートのタイトル、横幅、高さをセットしています。
  • build メソッドを使って Chart オブジェクトを作成しています。
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